雑誌情報とネット情報の違い

不動産の雑誌情報の特徴とは?

家探しをしようと決めたら、いろいろな媒体を使って不動産情報を集めることになるものです。
不動産情報を得られる媒体としては、専門の雑誌を見るという方法があります。

雑誌情報の特徴としては、不動産会社が雑誌社に掲載料を支払って掲載を依頼しているため、不動産会社が貸したいと思っているおすすめの物件が多いということが挙げられます。
デメリットは雑誌社に持ち込んでから、編集し雑誌を印刷するまで時間がかかりますので、多少情報が古いケースもあることです。
一方で、きちんとした基準で掲載が決まっていますし、雑誌社の方でも調査を行ったり、虚偽の内容を掲載した場合はペナルティを課すなどしているため、信頼できる情報が得やすいというのも雑誌情報のメリットと言えます。

ネット情報の特徴とは?

ネットの不動産情報も、不動産会社が掲載料を支払ったり、契約が締結した時に報酬を支払ったりするというシステムを持っています。
雑誌よりも情報の更新度が速いので、より新しい情報が掲載されているのが大きな特徴の一つです。
そして、情報量に制限がありませんので、よりたくさんの物件が掲載されているということから、多くの選択肢を持てるのが利用者にはうれしいところと言えます。

もう一つの大きな特徴は、絞り込みや比較がしやすいという点です。
たくさんの物件の中から、オートロック、駅から徒歩10分以内、新築などの複数の条件を入れて検索することができますので、簡単に自分の希望にかなった部屋を見つけられるのが強みとなっています。
エリアなどを拡大して探したい時も、楽に探すことができますので、たくさんの情報を集めてその中からじっくりと比較しやすいのがネット情報のメリットです。

上手にネット情報を使う

最近はネットでの不動産情報が圧倒的に多くなっていますので、不動産情報の雑誌は少なくなってきました。
そのため、ネット情報を上手に使うことによって、効率よく部屋探しができます。
ネットでは一括検索をして、不動産会社からの詳細が記された連絡メールを待つという方法で部屋を探せるため、いちいち不動産会社を訪ねて回らなくて済むのがうれしいところです。

一方で、すべての不動産会社がすぐに連絡をくれるわけではない、というデメリットもあります。
そのため、気になる部屋はできるだけ全部チェックをして、すべてに連絡をしてみると良いでしょう。
選択肢がより増えることで比較がしやすくなりますし、より良い部屋を発見できる可能性も高まります。

スマホの専用アプリなどを提供していて、より簡単に情報収集ができるところもありますので、より利便性が高まっています。
こうしたサービスを活用して、快適な部屋を見つけるようにしましょう。