引越し先の祓いと清め
引越し先では荷物を入れる前に部屋の掃除を軽く行う人も多いですが、それと同時に引越し先のお祓いやお清めもしておいたほうが無難です。
賃貸の場合は、前の住人や昔の事件の気などが残っていたり、新築なら土地特有の気があるので、そのような気に影響を受けやすい人は体調を崩したりすることもあります。
また土地に特有の昔の邪気などが残っていれば、家に怪奇現象が起こったりすることもあります。
このような良くない気を払うために、引越しした場合はまずはお祓いやお清めをしましょう。
盛り塩
盛り塩は古くから行われてきた方法であり、厄を祓う効果があると信じられています。
引越し先でも盛り塩を置いてみましょう。
盛り塩は三角錐に作って小皿に入れて置くようにします。
使う塩は天然の塩を使いましょう。
三角錐にすることができなければ、小皿に塩を盛るだけでも良いです。
置く場所は家の四隅に置きます。
特に玄関は気の通り道なので、そこは忘れずにおいておきましょう。
盛り塩と一緒に清酒と置くと更に効果的です。
清酒は小さなコップに入れて盛り塩の隣に置きます。
盛り塩をしたら、今度は部屋の換気を行って部屋の掃除をしましょう。
特にトイレや風呂などの水回りは気が溜まりやすいので、バケツの水に塩をひとつまみ入れて掃除すると清めにもなります。
排水溝にも塩を流して浄化させると良いでしょう。
盛り塩は、1週間に1度は取り替えるようにします。
使った塩はキッチンなどで水で流して捨てるようにしましょう。
盛り塩をすると、塩が湿気を吸ってどんどん硬くなります。
1週間も持たずに数日で固まるようは部屋は環境が良くありませんので、換気や掃除を念入りにするようにしましょう。
清め方
部屋の清め方としては塩を撒く方法があります。
部屋全体に塩を撒いてから軽く掃除しましょう。
キッチンやトイレにも塩を撒いておきましょう。
部屋にお札や神棚を置くのも良いでしょう。
ただしこのときには、どの神様のお札や神棚であり、どのような目的やお願い事で部屋に設置するのかを明確にしないといけません。
どこの神様でも良いので、家の邪気を払って下さいでは、あまりにも人ごと過ぎてあなたの願いも通じません。
神棚を置くならお供え物をしておくのも良いです。
また時間に余裕があるならお坊さんを呼んでお経を唱えてもらうのも清めになります。
家を建てるときは地鎮祭の時にお坊さんを呼んでお経を唱えますが、それと同じように引っ越したときも家にお坊さんを呼んでお経を唱えてもらうのです。
また曰く付きの事故物件だと分かっているなら、お札を購入して室内に貼っておくようにすべきでしょう。
お札はあなたの宗派のお札や、近くの神社仏閣のお札で構いません。