一人暮らしの食費の平均
進学や就職による上京で、一人暮らしを始める方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そんな一人暮らしをしている人たちの食費の平均というのは、一ヶ月だいたいいくらくらいでしょうか?
ある雑誌のアンケートでは、だいたい25,000円から35,000円くらいが平均的というデータが出ています。
これは男性でも女性でも同様で、3食プラスお弁当を持参している人のほうが食費は安く、ランチは外食が多いという方は、食費が上がっていく傾向にあるようです。
こうやって見てみると、「自炊のほうが食費が安く上がる」という認識になりますが、果たして本当に、一人暮らしの食費は自炊の方が安上がりなのでしょうか?
中途半端な自炊は高くつく
確かに、3食プラスお弁当をつくるのであれば、外食よりも自炊のほうが、はるかに食費は安く上がります。
しかしこれが意外とクセモノで、自炊をするからといって、必ずしも食費が安く済むわけではないのです。
一番食費がかかってしまうのが、不定期に自炊と外食が混ざってしまう場合。
例えば、日曜日はいろいろ食材を買ってきてお友達とお料理をつくって食べ、月曜日は急なお誘いで外食、水曜日は食べたいメニューがあったために食材を書いたして自炊、木曜日と金曜日は会社の飲み会&友人と会食、なんて不規則な自炊生活をしていると、自炊のために買った食材が少量しか使わないうちにだめになってしまう上に、外食費がたくさんかかってしまいますので、月の食費の合計は大変なことになってしまいます。
こういった中途半端な自炊をするなら、100%外食の方が食費は安く上がります。
もちろん、毎日レストランで美食を楽しんでいては、食費はかさむ一方ですが、例えばコンビニのお弁当であれば、一食だいたい500円、最近は低価格で体にやさしいお弁当屋さんも増えているので、そういったところを利用してもよいですね。
ランチと夕食はこういったお弁当を活用し、朝ごはんはヨーグルトや簡単なフルーツにすれば、自炊は一切しなくても、食費はかなり抑えられます。
とはいえ、栄養や味付けが偏ってしまい、体に良いとはいえないので、理想はできるだけ計画的に自炊をすることですね。
お友達との飲み会やお食事は、できるだけ事前に約束をするようにして、その他の食事を計画的に自炊できれば、月の食費はかなり抑えられます。
1ヶ月間、外食と自炊の割合をメモ程度に記録し、そこから外食の割合を把握して、自炊の計画を立てると、無駄なく自炊の計画が立てられるのでおすすめですよ。