事前チェックだけではわからないこともある
引越し先を探せば下見して、部屋がどうなっているのか、部屋の周りの環境はどうなっているのか見る人は多いでしょう。
不動産屋に良さそうな空き部屋に連れて行ってもらって、事前チェックは誰でも行うものです。
しかし事前チェックでは、日中の数分しかその部屋を見ないので、部屋や周りの環境の全貌を見たことにはなりません。
夜になれば周りの住人は仕事から帰ってきますし、日中だと何かと外出して家に居ない人もいるので、どんな住人が住んでいるのかなどもわかりません。
このために、住んでみたら思っていたのと違うということもよくある話です。
周りの環境チェックは必須
部屋の下見の時は部屋の中だけを見ていないでしょうか。
住んでから後悔しないためにも、部屋の周りの環境チェックも行うべきです。
周辺の環境も自分の目で見て確かめましょう。
駅が近くにあるのか、大きな通りはあるか、人通りはどうか、お店はどのようなものが近くにあるのかなどをチェックします。
不動産との下見の時にはこれらをチェックするのが難しかったら、後日部屋近くまで出向いて確かめましょう。
昼と夜では環境が違う
もしも時間に余裕があるなら、昼と夜の両方の環境チェックをすべきです。
時間帯によって人が外出していたり帰ってきていたりするので、様子が変わります。
部屋に入ることは出来ませんが、その周りに不審な車はないか、不審者はいないかなどを見ておきましょう。
近くを取るだけでもその土地の雰囲気がわかるはずです。
騒音問題が起きやすい
引越し先で一番の問題になるのは騒音です。
特に安いアパートだと壁が薄いので、周りの住人の音は聞こえやすいです。
逆に高層マンションや一軒家では周りの音は聞こえにくいです。
部屋を下見するときは、隣の住人の音が聞こえるか、壁はどれぐらいの厚さになっているかなどを見ておくと良いです。
また隣が公園や保育園だと日中は子供の声で五月蠅いので、それが気になる人や夜勤で昼間眠る人は、そのような環境のところに住まない方が良いです。
その他
引越しでは、水回りの問題や壁などの傷みの問題、部屋の傾き、虫の発生や犬猫の問題なども起こります。
水道は下見の時に元栓を開けば水が出ますので、不動さんの人に言って、キッチンの蛇口、トイレの水、風呂場の水、洗濯機の水と排水をチェックしましょう。
意外に詰まって出ないことや排水が流れないことがあります。
北海道などの寒い地方以外は住めばゴキブリは必ず発生するのでこれは仕方がないでしょう。
ゴキブリ対策にはそのような製品を置いたり、バルサンを使ったり、ホウ酸団子を置いたりして対処するようにしましょう。
虫では、その他にも蟻や毛虫やナメクジや蜘蛛などが発生する家もあります。