食材の管理

意外と難しい「一人分の料理」

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初めての一人暮らしでは、まずなんとなく料理をしてみようと思われる方も多いのではないでしょうか。
実際、まったく料理をしないのであれば、買ってきて済ませてしまうほうが食費的にはお得だったりするのですが、せっかくだから何かつくってみようと、あれこれ食材を購入して、ごはんに味噌汁、焼き魚や生姜焼きあたりをつくってみちゃいますよね。
もちろん自炊することはよいことなのですが、一人暮らしの場合は、食材の管理をお母さんがやってくれるわけではありません。
冷蔵庫の中で腐らせてしまったり、作った食事をキッチンに置きっぱなしにして腐らせてしまった、なんてことがないように、食材はしっかりと管理することをおすすめします。

実家で暮らしているころは、お味噌汁が腐っている様子なんて見たことがなかったのではないでしょうか?
すべてお母さんがきちんと管理してくれていて、食べきれる分だけつくったり、残ってしまったら冷蔵庫に保管して、一人のランチなどで消費してくれたりしていたはず。
けれど一人暮らしの場合は、つくった料理を食べるのはあなたしかいません(もちろん来客時は除きます)。

食べきれる分だけ作ろう

味噌汁は、梅雨時や真夏の場合、朝から夕方までだしっぱなしにしておいただけで、具材によっては腐ってしまいますので、食べ残してしまったら必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。味噌汁は意外と傷みやすいです。
キャベツも、まるまるひとつ買ってきたら、すべて消費するまでにはすごく時間がかかります。購入するときは、無駄にしないためにも、半分から4分の1になっているものを購入することをおすすめします。
カレーを作るというときは、「一人暮らしのカレーセット」として、人参1本、玉ねぎ1つ、じゃがいも2つくらいでセットに成った野菜が販売されていますので、そうしたものを活用するとよいでしょう。

野菜がカットして売られている「野菜炒めセット」的商品も売られています。
こちらは使いやすいことは使いやすいのですが、野菜の栄養がきちんとあるかというと微妙なので、できれば小分けになった食材を購入し、上手に利用しながら使いきれるようにしましょう。

食材を無駄にしないためには、朝必ず冷蔵庫を開けて、食材の在庫をチェックすること。そして、「今日は何を食べる」ということを、朝のうちに決めて、足りない食材だけを買い足して自炊することです。
こうすれば食材をムダにすることなく自炊ができますので、食材管理、ぜひ頑張ってみてくださいね。