一人暮らしの引越しの際に、最重要事項と言えるのが引越し先の物件の家賃です。
なぜなら、引越し費用の大きなウェイトを占める賃貸に関する費用は、
全てこの家賃を基準にして算出することになるからです。
そのため引越しの費用を用意する際には、
まず、引越し先の住所の家賃相場を確認した上で計画を立てると良いでしょう。
ここでは、東京都内の主な区の家賃相場についてご紹介します。
人気のエリアと家賃相場
東京都内で一人暮らしの方が住みやすい場所として人気なのが
・中野区
・杉並区
・武蔵野市
・渋谷区
となっています。
この地区も公共機関の便が良く、買い物・飲食・娯楽施設が整った住みやすい街ですよね。
これらの地区は単身者向けの物件も多く、手頃な家賃のアパートからハイグレードな
マンションまで、様々な選択肢が揃っています。
これらの一人暮らしの方に人気の地区の、
単身者向け物件の家賃相場は以下の通りになっています。
・中野区:55,000~90,000円
・杉並区:55,000円~78,000円
・武蔵野市:50,000円~80,000円
・渋谷区:90,000円~120,000円
渋谷区は場所柄、他に比べて非常に高い家賃相場となっていますが、中野区・杉並区・
武蔵野市などは、探せば手頃な物件を選ぶことが出来るというのが現状となっています。
引っ越しの狙い目シーズン
また、引越しのシーズンによって相場は変動しますので、出来るだけ安い物件を選びたいと
いう場合は、不動産関連の閑散期である「1月、6月、11月、12月」を狙うと良いでしょう。
場合によっては、値引き交渉に応じてくれる可能性もありますよ。
引越しにかかる費用には「敷金・礼金・仲介手数料」などの初期費用がありますが、
これらは「家賃○ヶ月分」といった形で請求される場合がほとんどです。
そのため家賃相場を把握した上で、相場よりも安い物件を選べば、
それだけ初期費用を抑えることが出来ます。
そのため、引越し先の部屋を探す際にはしっかりと引越し先地区の家賃相場を調べ、
出来るだけ損をしないようなお部屋選びをするよう心がけたいですね。
最近は、敷金や礼金をフリーにしている物件や、
仲介手数料が家賃に関わらず一定の管理会社なども存在しています。
そのため、初期費用を少しでも抑えたいという場合は、
そういった部分をチェックするのも良いでしょう。
しかし、あくまで初期費用の基本は家賃ということには変わりがありません。
家賃相場はきちんと調べ、自分に合ったお部屋を選べるよう心がけて下さいね。