一番家賃相場の安いといえる児玉郡
埼玉県は40の市と22の町があり、村も1つあります。
市町村を合計すると63になり、北海道と長野県に次いで3番目に市町村の数の多い場所です。
埼玉県は全体的に東京都と繋がりの多い地域であり、家賃は中でも特に児玉郡が一番家賃相場の安いエリアであり、梨の特産品の神川町と、大規模な工業団地があり埼玉県最北の町の上里町があります。
家賃を見ると、安くて2万円足らずの所や、2万円から物件はあります。
北西部にある本庄市も安いエリアであり、ワンルームだと3万円台から、2LDKでも5万円台からあります。
このようにして、関東地域とはなっていますが、東京都や神奈川県と比べると家賃は大幅に安いです。
本庄市も児玉郡も、どちらかと言うと群馬県の隣のエリアにある地域であり、関東の中でも端にありますので、そのために家賃は安いです。
ただたとえば本庄市から新宿に行くとなると、電車で1時間30分ほどであり、それほど遠いというわけではありません。
他の安いエリア
その他の埼玉県内の家賃相場の安いエリアを見ると、羽生市や加須市があり隣接している市です。
このあたりのエリアとなっても、家賃はワンルームで3万円台となっており、やはり北部に位置しており、そのためか家賃も安くなっています。
坂戸市や北本市など中央に位置するエリアとなると、家賃相場は4万円台となってきますが、それでも家賃は安いエリアでしょう。
このような埼玉県の家賃の安い市のエリアは、一見すると東京都心部からは離れているように見えますが、東部東横線が使えますので、意外に早く到着します。
埼玉県の中心さいたま市は？
埼玉県の県庁所在市のさいたま市となると、区によっても相場は変わってきます。
見沼区は4万円台後半、浦和区は6万円前半と大きく開きがあります。
さらに大宮区も6万円を超えるような相場となっており、さいたま市は全体的に見て、埼玉県の中でも家賃相場は高いエリアです。
埼玉県全体を見ると、家賃相場は4万円から6万円後半までと予算は見ておくと良いかもしれません。
ただどの地域に住むとしても、東京まで続く電車が通っていますので、東京方面に行くには便利です。
また川越線の使えるようなエリアだと、立川や八王子まで行けますので、東京23区外に行くにもある程度は便利といえるでしょう。
このような特徴のあるエリアなので、埼玉県に住み、そこから東京まで通勤するという方も多く、東京に住むよりも家賃は安いので、電車で通勤に時間をかける分、埼玉県家賃の安い物件に住むという方も多いのです。
ある程度の距離であれば、会社から通勤手当として定期代や電車代が支給されるというところもあるので、時間さえ気にしなければ埼玉県から通勤という方法も考えられます。