部屋を決める前に必ず内見をしよう!
不動産会社では、部屋の間取りや設備、公共交通機関からの距離など、かなり細かくそれぞれの部屋についての情報を提供してくれます。
しかし、実際にその建物に行って部屋を見ないと分からないことも多いので、その情報だけで決めるのではなく、実際に部屋を自分の目で見てから決めるようにしましょう。
事前に聞いていた内容と実際の部屋の状況が違う、書かれていなかったことで不満に思うところがあるなどで、住み始めてから後悔するようになると面倒なことになりかねません。
内見と内覧は基本的に同じ意味で、事前に部屋をチェックするということです。
ただし、不動産会社によっては、内覧をリフォーム工事などのチェックという意味で用いていて、入居希望者ではなく、施主向けの確認のための用語として用いることもあります。
内見はどのように進んでいくの?
まず、不動産会社の営業担当者に自分が探しているエリアや部屋の大きさ、とりあえずの予算、アパートかマンションかなどの条件を伝えるようにしましょう。
その中から担当者はいくつかの選択肢を用意してくれるはずですので、まずは間取りなどの情報をチェックして、気になるところを選ぶようにします。
ある程度、気になる部屋が見つかったら、担当者に実際に部屋を見たいということを伝えて、内見の計画を立てます。
内見は担当者が車などで一緒に回ってくれることもありますし、現地もしくは最寄りの駅などで集合することもあるでしょう。
もし、一日でたくさん見て回りたいのであれば、車で回ってもらった方が効率的です。
しかし、実際に公共交通機関を使って物件まで自分で行くことで、駅からどのくらいの距離かなどを調べられますので、より細かな点までチェックすることができます。
内見にかかる時間は一軒あたり30分から1時間くらいですので、一日に回れるのはせいぜい多くて5軒というところでしょう。
事前にチェックポイントを確認しておいて、効率よくそれぞれの部屋を見て回れるようにすることが大事です。
内見の際のチェックポイントとは?
まず、駅やバス停からどのくらいの距離かを確認します。
その後、建物のセキュリティーや、外観の様子をチェックすることも大事です。
外観からしてあまり手入れをしていないような建物だと、管理者がいい加減で、なんらかのトラブルがあった時に面倒になることもあります。
公共部分、つまりエレベーターや廊下、エントランスなどの清掃状況を確認して、きちんと管理をしているか、住人がきちんとした人たちであるかを見ることも大事です。
部屋に入ったら、日当たりが十分にあるかどうか、窓や設備などが古くないか、キッチンの大きさや配置に無理がないかもチェックしていき、納得できる部屋かを確認していきます。