大型の家具や電化製品を置くスペースの採寸はしっかりと行う
部屋を決めていよいよ引っ越すとなったら、どこにどのように家具や電化製品を配置するかを考えなければなりません。
もし初めての一人暮らしであれば、こうしたものをすべて新しく購入する必要があります。
どちらのケースでも、引っ越す部屋に家具や電化製品がきちんと収まるかどうかを事前にきちんと採寸して、せっかくの電化製品などが入らないということがないようにしましょう。
特に冷蔵庫と洗濯機のスペースは正確に採寸することが必要です。
冷蔵庫の場合は、コンセントの位置や冷蔵庫のドアを開ける方向なども関係してきますし、ガス台やシンクなどとの兼ね合いもあります。
大きな電化製品であるために、ここを失敗するとかなり面倒になりますので、じっくりと置いた状態をイメージして採寸することが大事です。
洗濯機を置くのは通常はプラスチック製のパンが置かれたところです。
このパンの大きさやコンセントの位置、他の収納スペースとの関係などを考えるようにしましょう。
下水ホースの穴もそれぞれ異なりますので、採寸した際、その位置もメモしておくと、引っ越しの際にすぐに設置することができます。
コンセントと照明器具の確認もしっかりとしておく
コンセントの位置も必ずメモにして残しておくようにしましょう。
どの壁にあるのか、どの高さにあるのかなどを採寸しておくと、部屋の家具やテレビなどを設置する時に助かります。
コンセントから遠い位置にテレビなどを置くことにするのであれば、延長コードが必要となりますので、事前に購入しておくと良いですね。
また、天井にある照明器具のプラグを確認するのも忘れないようにしましょう。
だいたいどこの建物も差し込み型のプラグを採用していますが、中には形状の違うプラグを設置しているケースもあります。
その場合は、変換プラグを使うか、そのプラグに対応している照明器具を購入する必要がありますので、事前にその情報があると準備がしやすくなります。
天井や窓の高さも測っておくと便利
天井と窓の高さも採寸しておくと、家具を入れる時に面倒が生じません。
クローゼット型の大きめの収納家具は背が高いことが多いので、一戸建ての家の場合は問題なく入るものの、アパートだと上がつかえてしまうという可能性があります。
また、腰高の家具を窓際に置きたいと思っているのであれば、窓までの高さを測っておくと、窓から飛び出るほどの高さにならないかどうかを見ることができます。
全体的にマンションやアパートは天井高が低めになっていることが多いので、引っ越しの際に長物を搬入するのに苦労することもあります。
引っ越しをスムーズに進めるためにも、事前に採寸しておくと良いでしょう。